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代表 長谷川のブログ

ほんとうの巡礼の道


グランドスペイン サンチャゴ巡礼

偉大な聖者ヴィアーサは、したいこととしてはならぬこと、成功と失敗、欲望と失望の果て しなきくり返しにとらえられている人びとに同情し、解脱大成就に到る道を人びとに示した。大成就に到るには人の心にうごめく獣性を根こそぎ引き抜き、人の 本質である神性に到達せねばならない。

平安と繁栄を祈求して多数の人びとが、あるいは単独であるいはグループで、巡礼の旅に出る。かれらは獣性をほんの僅かでも滅すことができただろうか。それが決め手となる。獣性を滅すことに成功してこそ、巡礼の旅に要した経費と時間とさまざまの困難が、それだけの価値をもつのだ。

獣 性を征服し神を身近に感ずることができるとき、人は巡礼の道は自分の心のうちにあることを確信する。かれは寺院から寺院へとめぐり歩く必要はないのだ。こ の真理を悟り得ないとき、人は自分がラーマやクリシュナのあるいはその他の神の化身の信者であると主張する権利はない。

これこそ真の霊的進歩である。あなたがそれに成功するよう、わたしはあなたたちひとりひとりを祝福する。
〔サティア・サイ・ババ 『UNITY IS DIVINITY』より〕

考えてみれば、〝人間〟という言葉は〝あいだにいる人〟とも解釈することができます。いったい何と何の間にいるのでしょうか。それは獣性と神性の間にいるということなのではないかとわたしは思います。

わたしたち人間は動物から進化しているわけですから、当然その名残として獣性をもっています。怒り、貪欲、無知からくる身勝手・・・これらはまさしく獣の性質であると言えるでしょう。

しかしながら、人間は神から与えられた美しい神性、すなわち、愛や知性、犠牲の心ももっているのです。

自分自身の行いを日々反省し、少しずつでも獣性を削ってゆき、まことの人間性である神性へと近づいてゆく・・・それこそがほんとうの巡礼の道であり、わたしたち人間に課せられた務めなのではないでしょうか。

これからもこの気持ちを忘れることなく精進してゆかなければならないなと、あらためて考えさせられた一節でした。

合 掌

館山市・南房総市・鋸南町の葬儀会社「三和仏商(サンワコーポレーション)」

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